ロミオとジュリエット

ロミオ:藤原竜也、ジュリエット:鈴木杏、演出:蜷川幸雄
土曜日の日に観てきました。
恋の喜びを全身で発散する役者さんを見て感銘を受けました。相手が大好きでたまらない感じとか、恋ゆえの馬鹿な振る舞いだとか、そういうのが非常に印象に残りました。舞台中を駆け回って表現された究極の恋というもの、好きで好きで仕方ない、嬉しくて仕方ない、ひと時も離れていたくないという感じ、そして幸福すぎる一瞬のあとに覗く破滅、相手しか見えなくなっているが故の破滅、そして悲劇。たったの5日でしかないからこそ起こりえた悲劇、そういうのが強く出た舞台だったなぁと。うん、良かったですよ。
あとは、マキューシオが超目立ってましたね。なかなかパンクな服装でした。
舞台装置もちょっと変わっていて、なかなか面白かったです。