読了

 演劇ぶっくか何かに連載されていたという対談集。作演出もやる人が演技そのものについて語るのをみるのって珍しいような。まあ、とりあえず普通劇作や演出について聞いてしまうでしょうから、そういうものなんでしょうけど。演技するのって、突き詰めてしまうとただ入り込めばいいというのでもなく、作ればいいのでもなく、計算しなさすぎてもしすぎてもいけなくて、というのでなかなかしんどいものなのねー、なんて思ったりして面白かった。
双翼紅夢 (コバルト文庫)

双翼紅夢 (コバルト文庫)

 まあ、いわゆる双子のおうじさま、の話ですね。ネット小説でも存在を知っているのとか、前あったのを知っているのとか、ありますので、やっぱり、モチーフとしては人気の型なんだろうとは思います。この作家さんはBLの作家さんではありますが、これはそうではないです。ばりばりのFT読みの方にはお勧めしませんが、まあ、さっくりとあとを引かずに読めていいんじゃないのかなーと思います。