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viscaria(汐崎雪野 sama)

レンシェの鳩
短篇と言っても少し長いかな。読了。なんというかその、汐崎節炸裂といいますか、ええ。絵画的で悲劇的で伝承的。今は影が残るのみ、的な。象徴的なことに、台詞以外の地の文ってほとんど「〜した」「〜であった」「〜となった」という調子が保たれているのね。それはやはりすべてが後世にて語られているような意識のなせる技ではないかなあと。まあ邪推ですけどね。「こんな美しい伝承があった」「このような歴史があった」そういう意識。
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