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WordsWeaver(琴乃つむぎ sama)

死地に咲く花
読了。正直、終わり方にビックリした。や、なんか驚いたというか着地点を見失ってしまったというか。しばしぼうっとしてしまった。なんかこう、読み足りない感じがするわ……。しかしそれはそれとして、重厚な文体、型に嵌っているようであるが深みのあるキャラクタ、ロマンティックな設定は結構読み応えがあったかなぁ、と思う。

響子さんに読んでもらいたいなぁ……それで感想が聞きたいな。雰囲気的には多分好きな方向じゃないかと思うのだけれど。

読んだ

ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス)

ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス)

最終巻。最後になって、そういえばこれって竹本くんのお話なんだったっけ、と思い出した。いわゆる青春群像劇というやつなのだから、誰が主人公と言い切れないのは仕方ない。最初はどんな漫画だと思ったけど、少女漫画っぽいリリカルさというか、感じやすさの際立つ漫画だったのかな、最終的には。
桜蘭高校ホスト部(クラブ) (9) (花とゆめCOMICS (2985))

桜蘭高校ホスト部(クラブ) (9) (花とゆめCOMICS (2985))

最新刊。設定だけじゃなく、ヒロインとヒーローの役割が逆転気味な感じがあって微妙な倒錯があるような感じもしなくはない。微妙というか、奇妙というか。今どき恋煩いで寝込むやつなんか漫画でもなかなかいないって。つまりそこが誰より男らしいヒロイン、女々しいヒーロー、というギャグなんだけどね。ある意味「お約束」を心得ている読者の多い時代ならばこそ、なのかね(ていうかすでに感想じゃなくなってるし)。ヒロインの大雑把さが実にいい。